ここから一番遠い海

夢日記,昔話

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

孤独と美しさ

自分が何者でもなくてどこにも居場所がないせいで物事が一層綺麗に見えていた時期があった 私はその時学生で恋人がいなくて、家族と離れて暮らしていて、お金がなく、ただ持て余すばかりの時間があった 何かを成し遂げようと一生懸命なのに、毎日何も成し遂…

「誰かが残らなきゃならない」

朝ドラを見るのがきつい.地元を離れて頑張る姉に、妹がじっとりとした視線を送るあたりからちょっときつかった.今朝、はっきりと「ずるい」となじるシーンが出て来てもうギブアップ. かつて親友だった女の子を思い出して苦しくなるのだ.彼女も私も二人と…

失恋した気がする

失恋した気がする 片想いに敗れてしまったような気がする つらい 好きだった気持ちを隠したくなる 恥ずかしいような惨めなような悔しいような羨ましいような 早く答え合わせをしたいのだけどできないもどかしさ 好きな男の子に勝手に熱をあげているあいだ そ…

眠れない

もう別れた男にされた嫌なことの数々を思い出して眠れない 絶対に謝らないあの態度、私のことは微塵も褒めないのに通りすがりのお洒落な女性を褒めて、平気であの人を見習いなよ、と言ってくる神経 また恋をしたいけど、誰かと付き合ってまたあんな思いをす…

「そこ」

おばあちゃんがこの世を去ってから半年くらいたった死んだらそこで終わりなんかじゃないという気持ちがどんどん強くなっていく. おばあちゃんは確かに亡くなってもう肉体はないのだけど、おばあちゃんから譲り受けた腕時計やサングラスやスカーフなんかを身…

執着を捨てたい

私はいまあることに対してものすごい執着を持っていて その執着のせいで毎晩無為に時間を過ごしたり,強い気持ちのあまりに夜眠れなかったりする. 執着を捨てたい. だけど執着を捨てられない エヴァの冬月先生の言葉を借りるなら「希望という病にしがみつ…