ここから一番遠い海

夢日記,昔話

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

夢の話

■おばあちゃん 祖母の誕生日から二日ほど過ぎた晩、夢で久しぶりに祖母と会えた。 どこか自分の部屋に似ていて、でも自分の部屋よりもはるかに地上から高い場所にあるマンションのような一室で祖母と久しぶりに会う。 夢の中でも私は祖母が死んでしまったこ…

星の王子様のばらの花

フランスで生まれ日本にやってきた明るい年下の女の子と星の王子様にでてくる『本当に大事なことは目に見えない』って言葉が良いよねという話になった。 「星の王子さまは何度読み返しても新しい発見がありますよ」と言われ、久方ぶりにまた星の王子様を読ん…

好きな男の子のはなし220125

好きな男の子が職場に戻ってきてくれた! 「自宅だとなかなか集中できないから」といって通勤してきてくれた日、彼の足音が聞こえるだけで、もしかして、もしかして、という期待からくる胸の動悸でちょっと苦しかった。 彼が隣の席に座るとき、自然におはよ…

body(死体)

寒いせいなのか、オミクロン株流行拡大に伴って閑散とした職場の状況のせいなのか、忙しかった先週を乗り越えたせいなのかわからないけど、木曜日に調子を崩してしまった。 どんっと体が重い。突然体だけ死んでしまってその中に魂を無理やり吹き込まれたみた…

ツナマヨおにぎりを二つ

お弁当でもなく総菜パンでもない軽食をコンビニで見繕うとすると、だいたいおにぎり二つ、インスタントの春雨スープ(カップタイプのやつ)に落ち着く。 ツナマヨがコンビニおにぎりの具の中で一番お気に入りなんだけど、一つつかんだところで「もう一つの具…

かつて神様だった男

最近知り合った年下の大学院生の男の子とお酒を飲んでいたら、「好きな人への思いが信仰に似ている」という話になった。 彼がまだかわいげの残るあどけない中学生だった時分、ガールフレンドに別れを告げられる際に添えられた「もっと誠実な人だと思っていた…

屋根の低い街並み

八戸に用事ができたため正月明けの平日、休みの感覚が抜けきらない体をどうにか起こして東北新幹線に乗車する。 東北新幹線から見える景色はきれいだ。田、山、まばらな人家、夕焼け、雪化粧した木々。 東京に少しだけ住んでいたころ、「東京には何でもある…

ブレードランナー2049・ニューヨーカー・研究者

正月早々奮発して集英社の季刊誌、「kotoba」のバックナンバー4冊を買う。 最高だ。 最近アニメ版を再鑑賞している「ジョジョの奇妙な冒険」の影響もあって荒木飛呂彦が寄稿している「悪の研究」をカートに入れる。すると弾みがついてしまい、「ブレードラン…