ここから一番遠い海

夢日記,昔話

2021-01-01から1年間の記事一覧

クリスマス・縦列駐車・貧しい耳たぶ

好きな男の子の昔の恋人の話を聞いて自爆したため早々に床について体力を回復させてクリスマスを迎える作戦を立てた。 が、頭が痛くて寝付けない。色々なことがあったからな。そして、何より、部屋が寒いから。 寒いのは良くない。寒いのは寂しさやみじめさ…

クリスマスイブ

好きな男の子の昔の恋人の話を聞いていとも簡単に心が死んだ。 クリスマスコフレってなんなんだろうってずっと思っているんだ、絶対に使えないか、使いにくいような色が必ず一つ混じったパレットなんかが限定品として売られているんだけど… と言ったところで…

好きな男の子の話1220

好きな男の子と今日もいっぱい喋れて嬉しい。 「あー、なんかぼやきたいな、誰かに愚痴りたいな」という気持ちの矛先が私なのがじんわり嬉しい。 恋をして周りが見えない分、好きな男の子が隣の席で手持ち無沙汰にしているのを空気から察するのがうまくなっ…

あいすまんじゅう・M1・涙

不覚にもM1を見て泣く。 優勝は○○です! のあとの、ガッツポーズ、抱擁、涙、天を仰ぐ仕草。 ようやっと、ようやっと、報われた、報われた。 惨めで寂しくて妬ましくて苦しくて恨めしくて、焦りから逃げられず、思い描くものには遠く、じりじりと時間だけが…

壁・独白・激情・文章

誰かに読まれることを期待して書かれた文章のおしつけがましさ、つまらなさ 誰かに読まれることなんてはなから期待せず、ただ、「そうすることしかできなかった」と言わんばかりに、人が激情をぶつけて書いたような文章 あの魅力はなんなんだろう 面白いな、…

2単語で構成される好きな言葉

sea born(海の骨):pythonのライブラリ slow magic(遅い魔法):アーティスト名 cautious clay(注意深い粘土): アーティスト名 alpha mist:アーティスト名 天使の涎:北大路翼の俳句集タイトル

寂しさで苦しい

お酒を飲んだせいなのか寂しさで苦しい 一生懸命場を盛り上げようとして明るく楽しくたくさん喋ったからだと思う あなたがいると盛り上がるから、と上司に言われ頑張ってしまった 集団とはぐれるまでニコニコできていたはずだ。 家に帰る道、歩くたびにずん…

sign

Sleepless in Seattleという、80年代のロマンス映画の中で、ヒロインが使う「sign」という言い回しが好き。 「信号」、「しるし」、「記号」、「何かの兆候・前触れ」、「標識」 それら全てを含んだ、signという言葉は、説明できない偶然や運命的なことの成…

香水

昔付き合ってた男がつけていた香水を買った。 それと気づかず買ってしまったので他意はない。 でもこの香水を作るイタリアの老舗は、彼に聞いて初めて知ったから、全くの偶然というとそれは嘘になる。 トップノートがものすごくスモーキーなので、最初に身に…

日記:おしゃべり

好きな男の子といっぱいおしゃべりできて嬉しい 明日ももっとおしゃべりしたいな… 相変わらず好きな男の子のことが好きで夜眠る前に悶えたりしているのだがこういう悶々とした感情を何か別のことに使えたりしないものかね。 発電とか。心を打つ小説にすると…

ささくれ

気持ちがささくれ立っちゃってもうだめ 普段はどうでもいいこと全てにイライラする。全部自分の体の中のホルモンのせい。 通路を防いで無邪気に笑う男子高校生2人連れにも、コンビニのラーメンにはられた「あなたの期待を裏切る味!」というポップにも、メー…

月食・誕生日

29歳になった夜に月食があった 頭痛をどうにかしようと放り込んだ鎮痛剤をうまく呑み込めず、のど元に滞留する違和感と溶け出してくるえぐみ・苦味に涙目になりながらえづいていた 好きな男の子が、熱心に自分の手をハンカチで拭いながらそっとそばにたた…

兄の居場所

小さいころ、迷子になった兄がどこにいるのか、妹の私にはすぐわかった。兄は落ち着かない子供で、家族でどこか買い物に出かけたときなんかも、そこに心を奪われるものがあれば、後先考えずじっとそれを見つめ簡単に両親と離れ離れになった。あ 兄がいない …

お酒を飲んだ時特有の浮遊感、甘酸っぱい寂しさ、高揚感 この寂しさは結局消えない、逃げられない この寂しさをだき抱えて眠るしかない この寂しさは外からやってきたものではなく中から湧いてくるものだから おやすみなさい

霜月

11月が好き。 11月は寒くて、朝の空気が冷たくて、布団から出るのがとことん辛い 朝の空気の入れ替えだって、体が震えるから本当はしたくない でも冷たい空気が肺の中を通っていく時、体が喜びで静かにざわめき立つ 11月は私の季節という感じがする。 木枯ら…

解釈してはいけない

宇多田ヒカルの「誰にも言わない」をよく聴く。「一人で生きるより 永遠(とわ)に傷つきたい」とか「今夜のことは誰にも言わない」なんて言葉とか字面にしたり、セリフとして声に出すにはしっとりしすぎている言葉が水のようにさらっと耳から流れ込んできて…

本日の狂気

好きな男の子が小さい頃魔女の宅急便を見ていた、という話を聞いて正気を失った こんなに飄々とした子が魔女の宅急便を何回も見ていただなんて可愛すぎるじゃないか、反則だ。一体どんな可愛らしい坊やだったんだ。それがどうしてこんな青年に育ったんだ。ま…

さようなら執着

この間寒さと貧しさに飢えていたころの記事を書いてから、ずっと手放すことのできなかった昔の恋人への執着のような何かが勝手に消えていった。消した、のではなく、向こうから、勝手に、消えていった。「忘れたい」「記憶から消したい」「早くどうとも思わ…

思い出の中の黒い犬

小椋佳のさらば青春を聴いて育ったせいだと思うが、「黒い犬」という単語にずっと不吉な印象を持っていた 見るがいい 黒い犬がえものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ 父親がよく車で聴いていた歌…

寒さ、寂しさ、貧しさ

体が震えてしまうくらいさみしい記憶と手や足の凍える感覚が一緒について回っている「寂しくて寒くて貧しくからっぽのぼろいアパートに一人でいるとどうしようもない男であっても温まりがあるだけましに思えてしまう」西原理恵子がそんなことを述べていた気…

おやすみなさい

今日一日健康で自分の思うままに歩いてどこかへ行けたこと 三食ご飯をいただけていること 家族が健康であったこと 暖かく安心できる場所で眠れること 全てに感謝いたします 明日も自分にできることをしっかりこなして参ります 好きな男の子が暖かく安心して…

風邪ひいた

好きな男の子に風邪をうつされた 好きな男の子とは席が近く、平日出勤した時に風邪を引いたと話していたからきっとそうだ好きな男の子に勝手に恋慕してるだけなので風邪を引いたという話を自分からすることはない好きな男の子に移された風邪っていうだけで許…

何かにすがることも必要だ

田中みな実ちゃんの過去の失恋がネットのニュースになっているとついつい見てしまう私は彼女の見た目とか生き方とか職業とかに今までほんとうに興味がなかったこんなにきれいで華やかで何でも持っていそうで困ることなどなさそうで私とは生まれも育ちも価値…

そんなこと言われたって好きなんだからしょうがねえだろうが

好きな男の子との仲をよく当たるという占い師に占ってもらったところ「3年から5年の間は進展なし」と言われてめちゃくちゃに悲しい占いの結果を聞いた後のどっと押し寄せる悲しみ占い師の言うことがどうも当たっているように聞こえるもので本人に「好き」…

「海が見たい、人を愛したい」

海そのものが好き、というよりも海を見たいと望む心や海を見ている時心の中に訪れる世界が好きなんだろう 怪獣のバラードに出てくる歌詞が好きだ 真っ赤な太陽の沈む砂漠に 大きな怪獣がのんびり暮らしてた ある朝目覚めると遠くにキャラバンの鈴の音聞こえ…

初夢の話

1月1日、帰省している実家で家族3人が言い争った.父と母は、寝たきりになり意識のない祖父の先がもう短いとその数週間前に告げられていた.ずっと険悪だった父と兄の仲は、祖父の危篤を前にしても氷解しなかった.最期のその時はそばにいてあげたい病院に…

受容された狂気

最近、好きな男の子から良い匂いがする 「洗濯機を新しくしたんですよ」とこの間話してくれた。 彼のうちに新しくやってきてすまし顔で鎮座しているその洗濯機で洗ったタオルは信じられないくらいフワフワに仕あがるらしい 彼がそばにやってくると甘い香りが…

memento mori

2020年は「死」ということを自分なりにとくと見つめ続けた1年だった.会社員になったものの思いのほか面白さを感じられず、張り合いのない日々に落ち込み自分の人生がこれでいいのか、と悩んでいたのもある.自分のことを昔からかわいがってくれていた…

がっかりしないで

人を失望させてしまったんじゃないかと心配して寝付けない 私は私のことを認めてくれている人にがっかりされるのが怖い それが怖くて博士課程の3年間はずっと気分が悪かった 職場でいうところの中堅若手みたいなポジションでつきっきりの先輩もおらず、多忙…

「どっちでも良い」は苦手

勤め先のWifiルーターを買い換えようということになった。 そこで遭遇したのが「どっちでも良い」というこの状況だ。 性能が若干違う2つのWifiルーターのうち、どちらかを選んで購入する必要に迫られたのだ。 私はどっちでも良いという状況が苦手 もっと正…