ここから一番遠い海

夢日記,昔話

「どっちでも良い」は苦手

勤め先のWifiルーターを買い換えようということになった。

そこで遭遇したのが「どっちでも良い」というこの状況だ。

性能が若干違う2つのWifiルーターのうち、どちらかを選んで購入する必要に迫られたのだ。

 

私はどっちでも良いという状況が苦手

もっと正確に言うときっと私は2つのうち一つを選ばなくてはならない状況が苦手

その2つの選択の差分があいまいな時はさらにいやだ

どっちでも良いからこそどっちを選んでも等しく後悔が残りそうだし

どっちでも良いはずの選択に対して周囲から批判を受けるとどうしてよいかわからなくなって苦しい

 

私はそういう「どっちでも良い」にスパッと「こっち」を言える人がそばにいてくれると心底ほっとする

「こっちでいいんじゃない」を聞きたくてそういう人たちに声をかける。

そういう人たちの決断は潔くて本当に気持ち良い。

毎度、「こういう人たちがリーダーに向いているのだろうな」と感じる。

そんなことを想うと同時に、自分の行く先を少し心配する。

スパっと決められない私がいつかリーダーになる日はくるのだろうか。

その時私のそばにスパっと族はいてくれるのだろうか。

 

しかし「こっち」とスパッと言えちゃう人たちがくみ取れない曖昧な状況を私が掬い取れることもあって

そういうとき、補い合うってこういうことだよな、と思う。

 

「どっちでも良い」をスパっと決められる人とうろたえる私と。

どっちが良いのか、これに関しては決めなくていいだろう。