ここから一番遠い海

夢日記,昔話

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

解釈してはいけない

宇多田ヒカルの「誰にも言わない」をよく聴く。「一人で生きるより 永遠(とわ)に傷つきたい」とか「今夜のことは誰にも言わない」なんて言葉とか字面にしたり、セリフとして声に出すにはしっとりしすぎている言葉が水のようにさらっと耳から流れ込んできて…

本日の狂気

好きな男の子が小さい頃魔女の宅急便を見ていた、という話を聞いて正気を失った こんなに飄々とした子が魔女の宅急便を何回も見ていただなんて可愛すぎるじゃないか、反則だ。一体どんな可愛らしい坊やだったんだ。それがどうしてこんな青年に育ったんだ。ま…

さようなら執着

この間寒さと貧しさに飢えていたころの記事を書いてから、ずっと手放すことのできなかった昔の恋人への執着のような何かが勝手に消えていった。消した、のではなく、向こうから、勝手に、消えていった。「忘れたい」「記憶から消したい」「早くどうとも思わ…

思い出の中の黒い犬

小椋佳のさらば青春を聴いて育ったせいだと思うが、「黒い犬」という単語にずっと不吉な印象を持っていた 見るがいい 黒い犬がえものさがして かけて行く 少女よ 泣くのはお止め 空も海も月も星も みんな みんな うつろな輝きだ 父親がよく車で聴いていた歌…

寒さ、寂しさ、貧しさ

体が震えてしまうくらいさみしい記憶と手や足の凍える感覚が一緒について回っている「寂しくて寒くて貧しくからっぽのぼろいアパートに一人でいるとどうしようもない男であっても温まりがあるだけましに思えてしまう」西原理恵子がそんなことを述べていた気…

おやすみなさい

今日一日健康で自分の思うままに歩いてどこかへ行けたこと 三食ご飯をいただけていること 家族が健康であったこと 暖かく安心できる場所で眠れること 全てに感謝いたします 明日も自分にできることをしっかりこなして参ります 好きな男の子が暖かく安心して…

風邪ひいた

好きな男の子に風邪をうつされた 好きな男の子とは席が近く、平日出勤した時に風邪を引いたと話していたからきっとそうだ好きな男の子に勝手に恋慕してるだけなので風邪を引いたという話を自分からすることはない好きな男の子に移された風邪っていうだけで許…

何かにすがることも必要だ

田中みな実ちゃんの過去の失恋がネットのニュースになっているとついつい見てしまう私は彼女の見た目とか生き方とか職業とかに今までほんとうに興味がなかったこんなにきれいで華やかで何でも持っていそうで困ることなどなさそうで私とは生まれも育ちも価値…

そんなこと言われたって好きなんだからしょうがねえだろうが

好きな男の子との仲をよく当たるという占い師に占ってもらったところ「3年から5年の間は進展なし」と言われてめちゃくちゃに悲しい占いの結果を聞いた後のどっと押し寄せる悲しみ占い師の言うことがどうも当たっているように聞こえるもので本人に「好き」…

「海が見たい、人を愛したい」

海そのものが好き、というよりも海を見たいと望む心や海を見ている時心の中に訪れる世界が好きなんだろう 怪獣のバラードに出てくる歌詞が好きだ 真っ赤な太陽の沈む砂漠に 大きな怪獣がのんびり暮らしてた ある朝目覚めると遠くにキャラバンの鈴の音聞こえ…

初夢の話

1月1日、帰省している実家で家族3人が言い争った.父と母は、寝たきりになり意識のない祖父の先がもう短いとその数週間前に告げられていた.ずっと険悪だった父と兄の仲は、祖父の危篤を前にしても氷解しなかった.最期のその時はそばにいてあげたい病院に…

受容された狂気

最近、好きな男の子から良い匂いがする 「洗濯機を新しくしたんですよ」とこの間話してくれた。 彼のうちに新しくやってきてすまし顔で鎮座しているその洗濯機で洗ったタオルは信じられないくらいフワフワに仕あがるらしい 彼がそばにやってくると甘い香りが…