好きな男の子に風邪をうつされた
好きな男の子とは席が近く、平日出勤した時に風邪を引いたと話していたからきっとそうだ
好きな男の子に勝手に恋慕してるだけなので風邪を引いたという話を自分からすることはない
好きな男の子に移された風邪っていうだけで許せる気がする
好きな男の子が鼻声だった時、まだ私は元気だったので、「これ風邪に効くよ」、なんで言って栄養ドリンクをあげたりなんかした
好きな男の子はあげたそばから飲んでくれてなんだかドキドキした
自分があげた飲み物を飲んだというだけでいつにも増してさらに顔を見られなくなった
好きな男の子は「これなんだかピリッとしますね」と言っていた
私もよく飲んでたはずなのに全然味が思い出せなくて適当な返事をした
好きな男の子にあげたのと同じ栄養ドリンクをたまりにたまったくだらないポイントを使って手に入れた
薬局を出て飲んでみると確かにのどにピリッとした感覚が走った
好きな男の子ののどもとを考えてどきどきした
好きな男の子のこと考えながら布団に潜る土曜日の午後
好きな男の子はもう回復したかな