ここから一番遠い海

夢日記,昔話

memento mori

2020年は「死」ということを自分なりにとくと見つめ続けた1年だった.

会社員になったものの思いのほか面白さを感じられず、
張り合いのない日々に落ち込み自分の人生がこれでいいのか、と悩んでいたのもある.

自分のことを昔からかわいがってくれていた祖父が他界したのもある.

コロナウィルスの蔓延も少なからず関連しているだろう.

この世の中は無事に明日が来て明後日が来てしあさってが来て
来週が来て来月が来て来年が来る、ということをあまりにも当たり前にしすぎている.


「死」を想うことで他人を愛することができ、よりよく生きることができると思う.

最近また自分が生きているのが当たり前だという感覚で毎日を過ごしていたが、
「死」を想うことでまた日々の生活や周りの人を大切に思う感覚を取り戻してたい.


人生に到達点はなく、ただ道のりがあるだけだ.