お酒を飲んだせいなのか寂しさで苦しい
一生懸命場を盛り上げようとして明るく楽しくたくさん喋ったからだと思う
あなたがいると盛り上がるから、と上司に言われ頑張ってしまった
集団とはぐれるまでニコニコできていたはずだ。
家に帰る道、歩くたびにずんずんと心が重くなっていく。
家に帰ってくまのぬいぐるみに抱きついて泣く。
泣きながらクマに向かって語りかける。
好きな人が彼氏になり、元恋人になり、というのを3回繰り返した間にもずっとうちにいてくれたクマ。
私の昔の恋人たちを、私以外の誰よりも知っているクマ。
好きな男の子に優しくしてもらう妄想をしてみる。
そういうふうになったらいいのにな、と思い、急に惨めになる。
涙が少ししか出ない。胸が苦しい。
クマの腹に顔を埋めても現実はなにも変わらない。
クマが急に動き出してハグをしてくれることもなければ、
好きな男の子から突然優しい言葉で連絡が来ることもない。
正気を保つためにこれを書いている。