ここから一番遠い海

夢日記,昔話

さようなら片思い

好きな男の子にフラれてしまいました。相手も自分が好きだったりするのかな…とすこぉーし期待して過ごす日々をかなり楽しんでた節があったので、やっぱり振られた時はちょっと、どころでなく、かなり、胸がずんと痛かったです。

 

好きな男の子はやっぱりあんまり職場の人と色恋沙汰がどうこう、みたいなことを考えない人で、これから先も今までもそんなふうには考えられないとかなりはっきり申し訳なさそうに言われました。そもそも恋人を作るつもりもこの先数年ない、と。それで良いんだと思います。私が変に期待したり希望を持ったりしなくて済むから。

好きな男の子に片思いしててかなり楽しかったけど、彼にずっと片想いできてしまうのがダメでした。ちょっと、これはちゃんと、ダメならダメと早めに区切りをつけないと、ズルズルずっと好きでいてしまうな、と思って、行動に移したその自分を褒めてやるしかないです。自分の思いに気づいてるのかな、とか、気づいてて何かこの距離のままでいたいのかな、とか、相手抜きにする一人相撲が最近辛かったのでこれで良かったんだと思います。私ももう大人なので、一人でそうやってヤキモキするようなのがずーっと続いてるのが、良い結末に向かう途中の状態としてはあまりに長いし、きっとこれは変化の途上の苦しみとかそう言うものじゃないと言うのはちゃんとわかってたのです。でも、頭でわかってることとその関係から実際に抜け出せることってやっぱ理全然次元が違って。その関係をやめたいけど、その関係自体が私の頭にしかないもので、新しく好きな人を作る、だとか、異動して物理的に距離を取る、みたいな荒療治ができない状態で。一度彼のことをかなり綺麗に諦められた時があったのだけど何故かまたこう言う状態に戻って。相手に何か宣言すると言うアクションでしかやめられなかった。

年下の男の子に、かなり申し訳なさそうな声色でそんな返事をさせちゃったこと、断ると言うかなり体力を使うことを強いてしまったこと、その時自分がかなり酔っ払ってたこと、相手には寝耳に水なタイミングであっただろうことが今になってかなりしんどくて、年上の人間として情けなくて、ちょっと、穴があったら埋まっていたい。

彼の姿を職場で見るたびに、本当にそういう浅慮だった自分が情けなく涙が出そうになります。もしかしたら失恋したことによる悲しみの涙なのかもしれないけど今の私にはこれがなんなのかわからない。

 

職場でどーしても顔を合わせる間柄、心の中の気まずさがどうしても拭えないけど、それは相手の方がそうなはずなので、なんでもないふりをして、私はもうただの同僚ですよと言うメッセージをさりげなく散りばめた言葉や態度でニコニコ毎日をやっていくしかない。

 

でもそういうしんどさと、昔大好きだった男とどうしようもない理由で別れてぼろぼろになってた時よりもかなり上手に付き合えている自分がいて、そのことに喜んでいたりもします。もう職場のトイレで本当に涙ぐんだりしないし。何より辛かった片思いが終わってちょっとホッとしてます。次にどんな人を好きになるのかな、と一通り自省・自己嫌悪のターンを終えた後に想像するのも楽しいです。

 

幸あれ、自分。