ここんとこ本当に暑い。小さな頃と比べて本当に夏が暑くなった。地球温暖化、なんだろう。小学生の頃、28度を超える日があるとそれだけで嬉しかった。プールに入る甲斐があるから。
今じゃ日差しは殺人光線。体中に紫外線が刺さってくる気がしてうかうか外を歩くこともしたくない。
毎年梅雨明け楽しみにしていた垣根の紫陽花もしっとりとした淡い美しさをはじけさせる前にどんどん萎れ干からびていく。
太陽が恐ろしい。
でも、人間どもが汗だくでひいひい言ってるのを多少なりとも申し訳ないと感じてるのか、夕刻ものすごく綺麗な空模様を見せてくる。
きれいだな。
ティーンエイジャーだったころ、空が綺麗だと語るのは、意地の悪い同年代たちにポエマーだとか不思議ちゃんだとからかわれる隙を与えるのに等しかった
色々悩んだ季節は過ぎて、でも、やっぱり空は美しい。空に向かって惜しげもなくスマホのカメラをむけている一瞬、無性に勝ち誇った気分になる。
不思議ちゃんだかなんだか知らないが私はこの美しい景色を写真に撮るぜ。