ここから一番遠い海

夢日記,昔話

夢の話20220209

■ハン君と彼のご両親

来日して博士号取得を目指している中国人留学生ハン君が夢に出てくる。夢の中は少し先の未来でハン君が無事学位審査をパスし本国に帰る、という卒業式の日。

 

ハン君の両親が「今までお世話になった先生に挨拶がしたい」と来日していて、私の恩師であり現在のボスでもある教授に面会したがっている。

 

恩師にどうしてもご馳走したいらしい。彼らが住む地域ではそうしてお世話になった人、位の高い人や教師と呼べる人に家族全員が揃った席でご馳走するのは大切な慣習で、それをしないのは不義理の中の不義理であるらしい(さもありなん、だが本当にある慣習かは知らない)

「悪いんだけど僕の代わりにあの人達と食事に行ってくれない?」

「どう断ってもあの人たち頑なにご馳走させてほしいって引き下がらないんだよね」

「僕中国語わからないからあなた代わりにいってよ」

 

私だって中国語はわからない。

私が姿を現したらあっちだってがっかりするよな、と頭を抱えていると目が覚めた。

 

■ネオヒューマン

kotobaの2021年秋号「人間拡張はネオヒューマンを生むか?」を読んだせいに違いないけど夢の中でネオヒューマンという単語が出てくる。

 

誰と話してたのか、どういう文脈なのか思い出せないけど、「それってもはやネオヒューマンじゃん!」とツッコむ夢だった。

これから自分が言うことは絶対に面白い、という傲慢な確信に鼻の穴がデカくなり、ちょっと声がうわずる、あの感じ。夢の中なのにそれがちゃんとある。なんてブサイクなんだ。

私の放ったその一言に周りが沸き立つと、私自身も高揚してきたげらげら笑う。こういう状態を北海道弁で「おだつ」という。おだつなや。寝ながら笑ってた。自分が笑ってる動作がやかましくて目が覚める。何がそんなに面白かったのかもうわからない。