HONNEのby my side聴いてる時、いっつも何回目かのサビのとこで現れる
You were the spark
That lead the path to carry on
に、心が持ってかれてたまらなくなる。
いいなあ、You were the sparkかあ。日本語で「あなたは私にとって火花だった」とかってしょうもない訳にしちゃいけない。signの記事でも思ったけど、何かが英語でぴたりと表されているとき、思考が少しだけ母語から離れて、ぷかぷかと水面に浮きあがっていくような、心が解き放たれる感じがする。
今まで生きて来たなかで私にとって「spark」だったものってたくさんある。星野道夫のエッセイとか、蒼井優ちゃんのエッセイとか、写真集とか、好きになった人のまなざしや日に焼けた笑顔とか、おばあちゃんがくれた電話とか、近所に住んでいるしっぽの大きな野良猫とか。
心が干からびたりしそうなときに火花が散って、照らされて、導かれて生きていく。